復刻版ルノアールブレンドにつきまして
「喫茶室ルノアール」のコーヒーも、その時々の嗜好に応じて変化してまいりました。
この度、株式会社銀座ルノアールが創業55周年を迎えるにあたり、「喫茶室ルノアール」の原点である創業当時のルノアールブレンドの香味を再現致しました。
現在のルノアールブレンドより、少し濃いめの味わいとしております。
55年前に思いをはせながら、当時の飲み方もお楽しみ頂けましたら幸いでございます。
1958年 | 東京タワー完成 |
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1960年 | カラーテレビ登場 |
1964年 東京オリンピック | 有限会社花見煎餅の喫茶部門独立 (日本橋第一号店) |
1979年 | 組織変更並びに社名変更し、株式会社銀座ルノアール |
1983年 | 東京ディズニーランド開園 |
1991年 | バブル経済崩壊 |
1999年 | セルフスタイルのエスプレッソカフェ 「ニューヨーカーズ・カフェ」開店 |
2003年 | 街の喫茶店 「カフェ・ミヤマ」開店 |
2012年 | 地域密着型の喫茶店 「ミヤマ珈琲」開店 |
2015年 | 大人の女性のサードウェーブ 「瑠之亜珈琲」開店 |
2017年 | 昭和モダン・新生「喫茶室ルノアール」 「銀座マロニエ通り店」 他2店舗 NEWオープン 「歌舞伎座前店」 他1店舗リニューアルオープン |
2020年 東京オリンピック | この先の未来へ向けて、 価値ある提供をこれからも継続してまいります。 |
<1964年> 「喫茶室ルノアール」の第一号店は、日本橋で産声を
「喫茶室ルノアール」は、日本橋に第一号店を オープンし、"都会のオアシス"、"名画に恥じぬ佇まい"、 "ホテルのロビーのような雰囲気"をコンセプトとして お客様からご愛顧を賜り、高度経済成長と共に店舗展開を重ねてまいりました。
創業当時はコーヒーもミルクもお砂糖も高価な時代、 濃いめのコーヒーに、たっぷりのコーヒークリームとお砂糖を入れて飲むのが、当時の贅沢な嗜好品としてのコーヒーの楽しみ方だったのです。
<2017年> 時代の変遷と共にコーヒーの香味も変化
インスタントコーヒーやセルフ型コーヒーショップ等が 登場し、コーヒーの飲用も一般化。コーヒーが普及していくなかで、酸味を抑え、苦味を強調した香味が一般化していきました。また最近では、健康志向も相まってブラックで飲んでも 美味しい、飲みやすい、といった嗜好も高まってきています。
復刻版コーヒーの楽しみ方
最初にブラックのままで苦味の中にある甘い香りであったり、コーヒー本来のほのかな酸味を楽しみます。 | 次にお砂糖を入れて一口、二口。 |
更にクリームを入れて、香味の変化を楽しんでみてください。 | 最後に飲み干したカップから漂う甘い残り香を楽しむのも一興かと存じます。 |
コーヒーが美味しくなる季節10月1日は「コーヒーの日」
2014年3月開催の国際コーヒー機関(ICO)理事会において、コーヒーの多様性や品質、内なる情熱をたたえ、コーヒー愛好者達がその愛を共有し、コーヒー収穫で生計を立てている数百万人の農民を支える機会を目的 として、2015年から、10月1日を「国際コーヒーの日(International Coffee Day)」として定めることとなりました。
それ以前にも各国で独自に「コーヒーの日」を設けており、その多くの国が9月29日を「コーヒーの日」としていました。
これは全世界の生産量の約3分の1を占め、世界一の生産量を誇るブラジルの収穫・出荷時期が関係しています。
ブラジルでは9月末ごろにコーヒーの収穫・出荷が終わることから、これにあわせて10月1日から翌年9月30日までを「コーヒー年度」としています。そのため年度末の9月末が多かったようです。
一方、日本では、1983年に全日本コーヒー協会が10月1日を「コーヒーの日」に設定。国民的飲料として定着しつつあるコーヒーの魅力とすばらしいおいしさを消費者に再認識していただくことと、コーヒー年度の始まりであり、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることを目的としています。
30年以上前から10月1日を「コーヒーの日」に定めていた日本は、結果として、「国際コーヒーの日」と記念日が同じ日となりました。